2016年08月10日

未来の自分

一度だけ、未来の自分、のような人に会ったことがある。

金沢にいた小学校時代、社会科の実習で友人2人とある町の歴史を調べて歩いていた。そこは自宅からは離れていて、自転車で30分くらいかかる古い町並みが残る場所。その時、急に27、8歳くらいの若者が話しかけてきた。話していると僕らがここに来た目的とか、担任の先生の名前とか、なぜかよく知っていた。受け口で滑舌の悪い話し方は自分に似ていて、いつしかあれが未来の自分だと思うようになった。

あれから30年以上経った。自分がタイムマシンに乗って過去に行ったり、ということはついに訪れなかった。まあ当然といえば当然か。でも何であの若者が知らない町で話しかけてきて、僕らしか知らないようなことをポンポン話してきたのか未だに謎である。そして紛れもない事実なのである。
posted by ぜごん at 06:40| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 記憶の断片 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする