2006年04月26日

時機とタイミング

僕が初めてパソコンに触ったのはマッキントッシュである。

前の会社の営業所に、「Performa275」という画面の小さなパソコンが2台あった。
メーカーだったが、病院向けの情報処理システムを販売していた。

今はかなりメジャーになっているのかも知れないけど、レントゲンなどの画像を遠方の大病院に送って別の先生に判断を仰いだり、病院の倉庫でかさんでしまうフィルムをCD-Rに保存する、というシステムだったと思う。当時としてはかなり画期的であった。

今や100円ショップでも手に入るCD-Rであるが、当時はまだ珍しかった。値段も結構高かったように記憶している。
これらがすべてマックで動いていた。

Windows95の登場がその翌年だから、まだマック全盛の頃である。当時のウィンドウズはまだまだ使い勝手があまり良くなかった(らしい)。

ダイヤル回線でパソコン通信とか(速度も1200bpsくらい)をやっていた時代である。それほど普及しなかった。画像を送るなんて夢のような話だ。今は通信環境も驚くほど向上しているし、記憶媒体も大容量になっている。

今考えるとまだまだ時期尚早だったのかな、と思う。
やがてこの手のシステムは大手が台頭してくる。その会社も(ホームページで見る限り)既にこの分野からは撤退したらしい。

優れた技術があっても、市場の動向や、タイミングを掴まなければ成功しない。
大手の会社はその頃ゆっくり時機を見計らっていたんだろうな、と思う。
posted by ぜごん at 18:45| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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