2006年07月29日

二十歳の頃・1992年夏(その8)

1992年8月2日(つづき)

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ホテルで聞いた、康西高原という聞きなれない観光地に行ったときのことである。
タクシーから降りると、ものすごい客引きに合う。
中国の「三国志」の撮影に使われたらしいセットがあるが、何の興味も湧かなかった。
ここで初めて羊の肉を食べた。匂いがきつく、友人などは食べなかった。
僕は持ってきた「キッコーマン丸大豆しょうゆ」をかけて、何とかたいらげた。
やはり醤油の力は偉大である。

僕らが期待していた「モンゴル」はそこにはなかった。
どことなく物足りない気分もあったのだろう、ホテルに戻り、4人で話し合って、郊外に出てみることにしたのだ。
行き先は全員一致で「大同(タートン)」。
世界史で習った、雲崗石窟のあるところだ。

明くる朝、タクシーに乗って、北京駅へとやってきた。
ターミナルということもあり、天井が高く、中もかなり広い。

留学生のCに頼んで、切符を買ってもらうことにした。
しかし、いきなり行ったので、軟座という座席指定の切符は取れなかった。
硬座という、安いほうの切符は取れるようだったが、治安が悪く、Cは頑なに拒んだ。(彼が通訳だから従うしかない。)

そばにはバックパックを担いだヨーロッパ系の女性旅行者もいたが、この人も目的の切符が買えなかったのだろう、窓口に向けてかなりきつい口調で怒声をあげていた。

そんなこんなで、再びホテルに戻ってきた。

この後意外な展開で大同への道が開けるのである。
(つづく)
posted by ぜごん at 22:46| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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