2006年09月01日

読書富士登山

小学校6年の時の担任の先生が、「読書富士登山」というのを生徒に推進していた。

B4くらいの用紙に四角が富士山の形に積み上げられた絵が描かれている。
そして、本を5ページ読むごとに四角をひとつ塗りつぶしていく。
四角の数は755。これに5をかけると3775ページ分。最後に旗を持ったひとの形が頂上にあって、1ページ読むと塗りつぶすようになっていた。合計3776ページ(富士山の高さと同じ数字)である。

先生は「読書には味読、精読、いろいろな読み方があるが、まず若いときというのはとにかく多読に徹するべき。」そう言っていた。

小学校6年というと11〜12歳くらいだが、1年間でこの読書富士登山を3回クリアした強者も現れた。

実際、だんだんマス目が埋まっていく、というのは楽しいし励みになる。
富士山型なので、上に行くにしたがってマス目の数が減っていくから、一段登るペースも速くなり、気分的にも楽だ。

今の小学校でもこんなのやってんのかなー。
あの頃はファミコンが登場して1、2年目くらいで、まだ今より圧倒的に娯楽が少なかったから、みんな結構必死で挑戦していたけど、あの時貪るように読んだ本の内容は今の行動、判断に影響を与えているものもあるし、あれだけ読んだ、という自信がいろんなことにプラスになっているような気がする。

先日聴いたある講演の講師が、「今不可解な事件が多いのは今の若者に考える力(問題発見・問題解決力)が欠けているから。その原因に本を読まない、仲間と真剣な議論をしない、ということがある。」と言われていたが、まさにその通りだと思う。

とは言うものの日々のいろんなことに忙殺されてすっかり読書から遠ざかっている(仕事関係の本は必要に迫られて読んでるが)自分に渇を入れようと、再びこの「読書富士登山」に挑戦しようと思っている今日この頃である。
posted by ぜごん at 18:20| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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