今は全島が今治市に編入されている。
4年ほど前、地元の人と『上浦町ふるさと交流館』という、大三島の旧・盛(さかり)小学校の廃校舎を利用した宿泊施設を訪ねた。
http://www.ehime-iinet.or.jp/kamiura/main/s_menu/mi_aso/kouryu/index.htm
校舎も体育館も結構立派なのだが、少子化の流れか最近こういった廃校舎が多い。
尾道からしまなみを経由していくこともできるが、竹原市の忠海港からだとフェリーに乗って20分ぐらいで着く。忠海港からも既に大三島が見えていて、甲板に出て心地よい海風を受けている間に到着。本当に海をはさんだ対岸、といった近さである。(関東の方もおすすめですよ。広島空港からレンタカーを借りてうまく行けば1時間半です。)
http://www.fune.co.jp/J-index/Z-teiki/JZ-N/JZ-N-043.html
かつて教室であった部屋の中にはベッドが設置されており、冷房(かなり効きが良かった)も完備されていて快適に過ごせる。
家庭科室(理科室?)であった部屋も使えるので、ここでカレーなんかを調理することもできる。一緒に行っていた家族連れの方々とワイワイ言いながら調理するのは楽しかった。
また、シャワー室もあって、ここで一日の汚れを落とすことができる。(キャンプと違ってこういうところがいい。)
校庭も広く、端にある大木(名前は分からない)は実に立派である。これまでたくさんの卒業生をここから見送ってきたのだろう。

ここから5〜10分ほど歩いたところに海水浴場がある。
海の家とかいった立派なものはなく、脱衣場とトイレがあるだけの簡単なところであるが、他に泳ぐ人もほとんどいなくて、ゆっくりと海水浴を楽しむことができた。
海の向こうはすぐ本州である。三原市の幸陽ドック(造船所)のでっかいクレーンが見えた。

スポーツの合宿とか、あと夏休みに子供連れとかで来るのがいいかもしれない。
結構夏場は予約でいっぱいらしい。
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