2005年10月07日

期せずして中国で蒸気機関車に遭遇

中国を2週間旅行した平成4年の8月のこと。

北京を一通り観光した後、次に行くところを山西省の大同市に決めた。
世界史で習った「雲崗石窟」があるからである。

北京駅で切符を買い求めたが、軟座(指定席)は満席。
硬座(自由席)は盗難が心配だから嫌だ、と友人の一人が言い張るので、タクシーで行くことを思いついた。
同行の留学生が交渉してくれて、何とか一人一日6,000円(何元だったかは忘れた)でタクシーを借り切ることに成功した。
大同市までは片道500qぐらいある。普通はタクシーで行く距離じゃない。

荷物をまとめて、昼過ぎに北京を出た。
市内を過ぎると、途端に牧歌的な風景が拡がる。
いくつかの町や村を過ぎたとき、一つの工業都市で踏切に引っかかった。

20分以上待っても遮断機は開く気配はない。
その間に後ろはものすごい渋滞になってきた。
僕ともう一人の友人は、そばの茂みで用を足すことにした。

茂みにはいると、金網があって、その向こうに別の線路があった。
工場への引き込み線のようだった。

用を足して(もちろん小です)、帰ろうとすると金網の向こうからブォーッという汽笛の音とともに蒸気機関車がやってきた。
蒸気機関車を見たのはこれが初めてだったのですごく驚いた。

ものすごい存在感である。
こんな無駄の多い鉄のかたまりが僕の生まれる少し前まで日本中で走ってたんだろうか。

貨車は長く長く続いていたが、やがて工場のの中に消えていった。

タクシーまで戻ってくると、後ろへ並んでいた何台もの車が追い越してきて、遮断機の前にはもう3,4台の車が横一列に並んでいるような状態になっていた。踏切の向こうを見ると、向こうも同じ状態になっている。

まもなく列車が通り、遮断機が上がったのだが、この両方の車が一斉に前に進んだもんだから、一時は離合できなくなって(当たり前だ)騒然となっていた。
あぁ、中国の人って・・・(以下略

これから先にまだまだ色々あったのだが、機会があれば続きを書くことにする。
posted by ぜごん at 12:38| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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