2006年06月12日

東京を後にする(1)

明けて土曜日。
帰りは午後7時30分発のANA687便を予約していた。
それまで束の間の東京の休日を楽しむことにした。

何としても見たいものが一つあった。
以前ちょっと書いた、国立科学博物館の万年時計である。

http://zegon.seesaa.net/article/8124071.html

サイトによると、今年重要文化財に指定された機会に展示をリニューアルした、とのこと。

http://www.kahaku.go.jp/news/2006/info0318.html

電車を何本か乗り継いで上野駅で降りた。
動物園口で降りると上野動物園へ向かう親子連れでいっぱいだった。

uenokoen.jpg

西洋美術館を過ぎ、並木道を歩くと国立科学博物館が見えてくる。(これは奥にある東京国立博物館とは別。)

ナスカ展、という特別展をやっていて、そちらの当日券を買う人の列が出来ていたが、万年時計は常設展示のほうにあったので割とすんなり入れた。
エスカレータを上がると、2階が『科学と技術の歩み―私たちは考え、手を使い、創ってきた―』というテーマになっている。

フロアに一歩入ると、奥に見覚えのある展示品・・・万年時計だ!!

ガラスケースの中に入っており、スポットライトで照らされている。

手前にはぜんまいの仕組みなどが分かるようにした模造品があり、周りの壁には全体の細かな仕組みと、この時計に使われている蒔絵や螺鈿などの作り方、製作工程などが書いてある。
また壁に埋め込まれたディスプレイにはこの時計ができた背景、作った田中久重氏の横顔などがタッチパネル式で放映されるようになっていた。

これは150年前の最先端の技術の粋と京都の伝統工芸が組み合わさった芸術品である。
側面の6つの時計とてっぺんの天球儀(太陽と月の動きをあらわす)が1回ぜんまいを巻くだけで200日以上も動き続ける、というのもすごい。

文字盤の周りにあしらわれた繊細な金属の彫刻、鶴や亀をあしらった七宝を埋め込んだ台座、150年経っても狂いのない木組み、どれを取ってもすばらしく、眺めているだけで飽きなかった。

テレビやネットではこれほど細部までは分からなかった。
やっぱり来て良かった。

約30分、この場を離れられなかったが、だんだんと人が増えてきたので、一通り展示を見た後、博物館を後にした。(つづく)
posted by ぜごん at 19:59| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月11日

東京最後の夜(2)

すぐに学部棟に入り、貼り紙なんかを見ながら、「へえ、あの先生まだいるんだー。」みたいな会話をしたあと、食堂4階の和食の店に入った。

ここはビールの大瓶が380円で飲める。
一人一人が一本ずつ頼んで、席に座った。

まだ多くの学生で賑わっている。
友人の話では夜間部が何年か前に廃止になったということだった。

以前は夜間部があったため食堂も結構遅くまで開いていた。
ということで、少し時計を気にしながらも、とりあえず再開を祝して乾杯。

この友人は昨年まで僕と同種の職業に就いていたが、上司と諍いがあって退職、本人は正しいことを貫いたつもりだったが聞き入れられなかった、ということだった。

その後いくつか職を変わった後、今はアルバイトであるメーカーの組み立て作業のラインにいる。
製造業とは言っても、いわゆる単純作業は既に中国や東南アジアに移ってしまっている。今日本にあるのは手の込んだ緻密な作業だけだということだ。

まだこれからどうなるか分からないが、段々物作りが楽しくなってきた。ここで実績を積んで職人のような道に進めないだろうか、というのだ。

落胆しているかと思ったが、案外明るい感じだったので安心した。

食堂が閉まる頃になったので、僕らはまた山を降りた。
再び私鉄の駅まで到着したが、せっかくだからと駅前のマックに入った。ここで塾帰りの高校生たちに混じってシェイク一つで1時間ほど続きを話した。

彼と別れ、ちょっと時間があったので以前の下宿のあった駅で降りてみた。

ここも金曜日の夜とあって駅前は人が多かった。
以前来たのは3年前だが、商店街の店はその頃から比べてもさらに入れ替わっていた。でも田舎のようなシャッター通りではなく、どんどん新しい店が入っている。

バイト先の店は今日本中のどこにでもあるケータイショップになっていた。よく売れ残りの商品を取り替えっこした向かいのケーキ屋さんはカレー屋になっていた。

ふと、Uターンという道を選ばず、この辺で就職して、ずっとこの街で過ごしていたら、ということを想像していた。

何度か方向を変えながらも、自分の進むべき道を見出しているだろうか?
34歳の自分。

BGM:グッバイ・イエロー・ブリックロード/エルトン・ジョン
posted by ぜごん at 22:00| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月09日

東京最後の夜(1)

東京6日目。

今日は夕方から大学の友人と会う約束をしていた。
お互いの中間地点、ということで大学の近くにある私鉄沿線の駅で待ち合わせた。

takahata.jpg

今はここからモノレールが大学までついて便利になったが、僕らが通っていた頃は、電車の路線が半分くらいしかついていなくて、そこから徒歩10分、ひたすら歩いて上がっていた。

午後6時過ぎに彼は改札を抜けてきた。
しばらく近くの店を探すつもりだったが、せっかくだから歩いて大学まで行ってみないか、あそこなら食堂で取りあえずビールも飲めるし、ということになり、モノレールに沿った道を歩いて上がることになった。

坂の中腹には動物園がある。
そこからはうっそうと茂った山林を縫うように道がついている。
以前より確実に木々が成長して森が深くなっていた。

その後トンネルを抜けると大学の校舎がある。
夕方なのに図書館も、食堂もまだ煌々と電気が灯っていた。
学生もかなりの数いる。(つづく)
posted by ぜごん at 23:57| 広島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

今日は恵比寿で夕食を

今日は夕方、横浜に単身赴任している父親と会ってきた。

当初の予定より遅れて恵比寿駅の改札を抜けると、既に父は待っていた。

ここから動く歩道をいくつか通ると、やがて恵比寿ガーデンプレイスのビアステーションが見えてくる。

http://gardenplace.jp/restaurantcafe/beerstation.html

最初はすぐにビルの上のレストランに行く予定だったが、ビアステーションのテラスで黒ビールを飲んでいる人たちがあんまり美味しそうだったので、一杯だけ、と頼んで立ち寄った。

枝豆を一皿と黒ビールを頼んで、15分ほどいてすぐに店を出た。
黒ビールは少々香ばしくて泡もクリーミー。まろやかな味である。

その後、エレベーターでガーデンプレイスタワーに登り、39階にある「北海道」というお店に入った。

http://gardenplace.jp/restaurantcafe/hokkaido.html
http://r.gnavi.co.jp/g306021/

午後7時前だったが、もう窓際の席はすべて埋まっていて、内側の掘り炬燵の席に座った。

頼んだメニューは
刺身の盛り合わせ、鮭のチャンチャン焼き、ジャガイモのフライの3つ。
それにエビスビール。

残念ながら窓際の席は最後まで空かなかった。
遠目に見ていると、入ったときは夕景だった風景が店を出る頃にはもう真っ暗で、その中に光の粒をちりばめたような風景に変わっていた。

その後六本木ヒルズに上がってみたが、僕が宿に帰る時間があったのでそんなにはゆっくりできなかった。

父は高校時代の同級生、東京に出てきているかつての教え子、金沢の頃の親戚など、周りに知っている人が一杯で退屈しないみたいだ。

日比谷線に乗り、恵比寿駅で別れた。
もう既に10時を過ぎていたが、山手線から見る渋谷や新宿の街はまだまだ賑やかだった。


shinjuku.jpg

武蔵野なりしこの里の
昔のすがた偲ばせて
小畦の花のむれと咲く
ビルのネオンの赤き花  西条八十
posted by ぜごん at 23:50| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

脳内バージョンアップ

まだ東京にいる。

夕方、多摩モノレールに乗って立川まで出かけてみた。
学生時代、アルバイトしたり、パスポートを取りに行ったり、入院したり、何かとお世話になった町である。

東京自体は卒業後何度も行っているが、ここに来るのは本当に久しぶりだ。

今はモノレールの駅のある立飛というところ、ここの倉庫群の中にある飲料会社の営業所で大学2年の夏休み、ジュースの配送のアルバイトをやったことがある。

トラックの助手席に乗り、多摩地方各地や埼玉の狭山や所沢辺りまで行っていた。
おかげで青梅市のような風光明媚な町も見ることができた。

モノレールの立川北という駅を降りた。
エスカレーターを降りると、立川の駅前はすっかり変わっていた。
歩道橋が駅から再開発のビル群に延びている。

tachikawa.jpg isetachi.jpg

下を見ると選挙カーがいて、候補者と応援者が何やら懸命に訴えていた。
どちらも知らない人だ。観衆も熱心に見入っていた。

エスカレータで下界に降りてみると大通りのお店もかなり入れ替わっていた。

昨日まで自分の頭の中にあった10年以上前の立川の風景が、バージョンアップするみたいに、一瞬で書き換わっていった。

再び歩道橋を通って、今度は南口に出てみた。
当時は寂しかった南口駅前が嘘のように賑やかになっている。
平日なのに人通りも多い。

ふらりと入ったお店の中ではステージの上でバンドがボズ・スキャッグスの「We are all alone」を歌っていた。

live.jpg

店を出ると、既にあたりは薄暗くなっていた。
歩道橋を歩くと、頭上をかすめるようにモノレールが通り過ぎていった。
posted by ぜごん at 23:51| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

高度計のついた時計で飛行機に乗る

実は今東京にいる。(仕事の関係)

以前買った時計に高度計がついていたことを書いたが、
昨日これを持って広島−東京間の全日空に乗ってみた。

飛行機が離陸すると、みるみるうちに高度を示す数字が上がり始めた。
でも上昇スピードは思ったよりゆっくりである。

高度が安定し、期待が平行になったとき、目盛りは1,040メートルを指していた。
同時に客室の前にあるスクリーンに今の高度が表示されていた。
それを見ると8,800mだった。

客室内はいくらか気圧は調整されているとは思っていたが、それでも高度1,000mの山の上にいるくらいの気圧にはなるんだな。
(ちなみに気圧表示にすると901ヘクトパスカルだった。普通はこんな数字を指すことはない。)

今回の機内のスペシャルドリンクは「かぼす+夏みかん+はちみつ」でなかなか絶妙なコンビネーションで美味しかった。

JAフーズ大分 だい2唱 かぼす&夏みかん 
http://www.jafoods-oita.co.jp/daini01.htm

かぼすジュースは以前も物産展で飲んだことがあるけど結構さわやかで好きだ。

そうこうしているうちに飛行機は既に着陸態勢に入っていた。
東京なんてあっという間である。
posted by ぜごん at 23:25| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

プレゼンにEXCELを使う講師

以前、仕事の関係で研修があり、その時教わった講師の先生が、説明にEXCELを使っていた。

最初にプロジェクターにパソコンの画面を映しながら、EXCELのファイルを開く。
エクセルの画面の中には、タイトルと四角い枠がいくつかあってフローチャートのように矢印でつながっている。

講師は説明しながら、その四角の中に色を付けていった。
正確に言えば、四角の中に白い文字が隠れていて、それに色を付けていく作業である。

説明が進むに連れて、やがてその表が完成していく。
その他にも、解説文のようなものも隠れていて、最後は見事な図に仕上がった。
一枚の説明が済むと、下のタブを開いて、次の説明に移る、といった具合だ。
前の表に戻るのも前のタブを開くだけで済む。

現在プレゼンテーションというとパワーポイントが主流だが、EXCELでも充分代用できそうだ。
(横から文字がヒューッと流れてきたり、といった芸当はできないが。)

これのメリットはもう一つあって、わざわざパワーポイントの入っているパソコンを用意してもらわなくても、EXCELなら大抵のパソコンに入っているのでその辺の心配もしなくていい。

その他、EXCELで作った表やグラフなども違和感なくそのまま使える、ということもある。

あとはそれを手際よく説明する技術である。
とにかくこの講師の先生は上手だった。

この方は年齢が50代くらい。このくらいの年齢の人は、パソコンが苦手、という人も多いが、中には時々僕らが思いも寄らない方法を自分なりに工夫して作り出す人もいるので面白い。
posted by ぜごん at 12:27| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月12日

気になる曲

♪今もまだ〜聞こえている〜
あのメロディを〜口ずさんで〜
色褪せた写真の笑顔は〜
今日も変わらない変わらない
過ぎていく時の中で〜薄れていく虹の色を〜
溶かしたようなあのメロディを〜
心の中にいつまでも忘れない〜

この間からラジオで流れている曲。
この曲を番組のエンディングで聴くとセンチメンタルな気分になる。
誰のなんていう曲だろう?
posted by ぜごん at 20:01| 広島 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

弥生会計と猫の壁紙

職場のパソコンが昨日から調子悪い。

3月末に一度起動できなくなって以来2回目だが、どうも起動するまでに
10分以上かかってしまう。

また、ワードやエクセル、インターネットエクスプローラなどを立ち上げても、すぐにウィンドウが固まってしまうような状況である。

何が原因かよく分からない。
3月のときと比べて、直前でやったことを思い起こしてみると、「弥生会計05」のインストールと壁紙を猫の画像にしたことの2点。

猫の画像はネットで拾ったものでそんなに容量があるわけじゃない。
弥生会計は前回、サポートに聞いてみたがそのような事例は報告がない、とのことだった。

何で猫の画像を疑わしく思ったかというと、実はこんな画像だったからなのである。
(自分でも何でこの画像を壁紙にしようと思ったのかわからない。)
65332725_234.jpg

今回は起動できないこともないし、こうなればデータのバックアップを取ってリカバリをかけることも可能であるが、LANの設定などよく分からないし、ソフトをいちいち入れなおすのも面倒である。また、LANの設定のためだけに電気屋さんを呼ぶのもなんかなー、といまいち踏み切れないでいる。
posted by ぜごん at 23:11| 広島 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

「がにめ」という料理

日曜日に知り合いと広島でちょっとした打ち合わせをしたのだが、夕方に差しかかったこともあり、一緒に夕食を取ることにした。

行ったのは広島駅新幹線口の名店街内(グランヴィア手前)にある「さかな市場」というところ。
九州や広島でチェーン展開している店らしい。

http://www.jandj-food.co.jp/omise/sakana/index.html

とりあえずビールを注文し、おすすめの品を聞くと、「がにめ」が美味しいという。
広島の北西部、旧吉和村(現廿日市市)で取れる、わさびの新芽の茎だそうだ。

これが醤油で和えてある。
口に含むとわさび特有のジンジン来るような刺激があり、それでいて鼻にツンと来ることもない。
お酒のつまみに最高である。

そのほかにも、サヨリの天ぷらとか、めばるの煮付けとか、魚類が美味しかった。
カウンターから中を見ていると、水槽に鯛なんかがスイスイ泳いでいる。
注文があると板さんが網ですくうのだが、まだ新しいのか激しく抵抗していた。

お刺身の盛り合わせも頼んだが、期待通り活きが良くておいしい。
わずかの時間だったが、いい時間を過ごせたと思う。
posted by ぜごん at 12:50| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

朝日山が萌葱色になってきました。

職場から見える朝日山の稜線が明るい緑になってきた。
まさに萌葱色(もえぎいろ)である。
明るくて、ふっくらふかふかのクッションのような感じ。

最近は「萌」という言葉に全く別の意味(何かいかがわしい意味)が使われだしてあまりいい気分ではない。
もともとは草木が萌え出づる、みたいな意味ではなかったか。

ちょうどこの時期は毎年、仕事のピークが済んで、精神的にもリラックスしている。
この景色を見ると、「いよいよ春だな。」と思うのである。

ただ、この暑くも寒くもない時期はほんのわずかしか続かない。
あと1週間もしたらレバーを切り替えたように暑い日々がやってくる。

asahiyama2.jpg
posted by ぜごん at 12:42| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

覚え書き

尾道浪漫珈琲のワッフルが美味しかった。
行ったのは東尾道店だけど、建物の雰囲気もなかなか良かった。

あと世羅町(昔の甲山町)の今高野山近くの和菓子屋さん「大手門」の
お菓子が美味しいらしい。
posted by ぜごん at 21:52| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

桜の下の風景

朝、通勤途中に古いレストランがある。
この1、2週間はその横に植えてある何本もの桜がきれいに咲いていた。
今週に入ってだいぶ葉桜になった。

僕が通過する時間にはいつも小学校1、2年くらいのお子さんと若いお母さんが二組、満開の桜の木の下でスクールバスを待っている。

ゆるやかな春の日射しの中を桜の花びらが舞って、何とも夢のような光景だ。男の子だろうか、いつも元気そうにはしゃぎ回っている。

雨の日は黄色い小さなレインコートと傘が花を咲かせる。

考えてみれば僕もこれぐらいの子供がいても少しも不思議ではない年齢である。
どこでどう間違えてしまったんだろうか。

多忙の中、時間だけが無為に過ぎていく。
posted by ぜごん at 12:53| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

文系人間のWindowsXPデータ救出作戦!(8)

あれこれフォルダを開いてみるが、どこにもデータが見つからない。
ふと、メールのデータが入っている拡張子は「.dbx」であることを思い出した。

検索窓に「*.dbx」と入れ、ついでに「詳細設定オプション」の「隠しファイルとフォルダの検索」にチェックを入れて検索してみた。
すると、「受信トレイ」「送信トレイ」が次々と引っかかってきた!

この受信トレイなどをハードディスクにコピーして、あとは今使っているパソコンにコピー。
その後はOutlookExpressの「ファイル」→「インポート」→「メッセージ」の流れで取り込んでいった。

人からもらったり送ったりしたメールや写真などは何物にも代えがたく、それが再び戻ってきたことが何よりも嬉しい。
昨日も書いたが僕の1998年から行動が時系列で並んでいるデータベースである。
最後はパソコンが動かなくなる3日前、2005年3月20日で終わっていた。

なお、メールのアドレス帳は上記と同じ要領で拡張子を「*.wab」の検索で出てくる。
これで大体必要なデータはすべて抜き出すことが出来た。

あとはリカバリーをかけて、必要なソフトは再インストールすればいい。
抜き出したデータには念のためウィルススキャンをして、時間が出来た時にでもすればいいと思った。
___________

ここで一つ思ったことがある。
こんな感じでパソコンが動かなくなることはよくあることだと思うが、今回みたいにハードの損傷ではなくて、起動ファイルの不具合のみが原因、といった場合もある。
古いパソコンなど、これでいらなくなったからと言ってゴミとして捨ててしまうことは大変危険じゃないだろうか。
プロにかかったらデータの抽出なんていとも簡単に出来てしまうだろう。
企業などは特にパソコンの廃棄を専門業者にでも頼んだほうがいいかも知れない。

あと、電気屋さんが言ったことを鵜呑みにしなくて良かったな、と思う。
そのまま聞いてたらハードディスクを交換されて、電気屋の儲けになっただけだ。(電気屋さんもデータ修復が仕事じゃないから、このような回答が帰ってきたことを責めることは出来ないが。)
当然、中のデータが戻ってくることなどなかっただろう。

この何日間かでいろいろ学んだことは多い。
結構ネットの情報は役に立つもんだな、と思った。
(おわり)

※一応言っておきますが、ここで書いたことを真似たことにより起こった損害などについて、一切の責任は負いかねますので、念のため。参考程度に見ておいてください。続きを読む《追記》
posted by ぜごん at 21:01| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月01日

文系人間のWindowsXPデータ救出作戦!(7)

WindowsXPのHomeEditionは、問題なく起動し、緑の草原が現れた。
「スタート」から、「マイコンピュータ」を開く。

この中からDドライブを開いてみる。
以前Dドライブは旅行の写真なんかをたっぷり入れていた。
フォルダを開くと、おぉ!懐かしい写真がすべて残っているではないか!
急いで外付けハードディスクをつなぎ、フォルダごとコピーをした。

次はCドライブの中にある「マイドキュメント」の中のワープロ、エクセルなどの文書類、筆まめの住所録、図案、過去に作成したホームページのデータなどである。
Cドライブを開くと「Documents and Settings」のフォルダがある。
これを開くと僕の名前(ユーザ名)のついたフォルダがあった。

この中は大体以下のような内容になっている。

dands.jpg

おぉ、MyDocumentもちゃんとある!これを開くと、全てが以前のまま残っていた。
同じく、星の形をした「お気に入り」もあるし、「デスクトップ」内には当時デスクトップに転がっていたファイルもいくつか含まれていた。
これらを丁寧に外付けハードディスクにコピーしていく。

あとはメールのデータとアドレス帳だな。
メールは1998年からのものを、パソコンが変わるたびにインポートを繰り返しながら蓄積していた。
あれこれフォルダを開いてみるが「OutlookExpress」が見つからない。

検索をかけると、何とかOutlookExpressのフォルダが見つかった。
しかし、この中の手紙の形をしたアイコンを開いてみても、パソコンは新しいメールアカウントを作成しようとするばかりで、過去のデータを見せてくれないのだ。
やはりOSが違うということはユーザも別人扱いだからセキュリティ上、うかつに開かせないようにしているのか・・・!?

これの解決方法は意外なところにあった。
結局、問題なくメールのデータも移行できたのであるが、これについては次回紹介する。
(つづく)
posted by ぜごん at 21:58| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月31日

文系人間のWindowsXPデータ救出作戦!(6)

「回復コンソールでもうまく行かない場合、修復インストールでデータは残したままOSを修復することが可能。」

こんなことがマイクロソフトのサイトに書いてあった。

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb%3bja%3b881207#E3ADAAA

「修復インストール」は、WindowsXPのインストール用CDを入れることでも行うことができる。
セットアップの画面で、Windowsの一つが壊れている場合は修復できます、というような表現が出てくるらしい。

再びWindowsXPのHomeEditionのCDをセットしてみた。
今入っているのはProfessionalであるが、修復ぐらいならできるかも知れない。

指示に従っていくと、システム内のパーティション構成が表示された。
_____________

C:WindowsXP Professional
D:
E:NEC RESTORE
_____________

ふと思った。「Cドライブが生きている!」
やはりバージョンが違うためか「修復が試行できます。」という指示は出なかったが、Professionalが生きているとなれば別にHomeEditionをインストールしてやれば、HomeEditionからProfessionalの中のマイドキュメントなどのデータが引っ張って来れるのではないか、と思った。

これは以前職場のパソコンにWindows3.1パソコンと並列してWindows95がインストールされていて、Windows95から3.1のデータが参照できていたので何となくそんな感じがしたのである。

まずCドライブにインストールするようにした。
すると「同じドライブ内に2つのOSは入れない方がいい。」みたいな表現が出てきた。
次にDドライブ。
今度は「インストールするだけの容量がありません。」という返答。
最後は「E:NEC RESTORE」というドライブ。
これは以前から何なのかわからなかったが、ここにはインストールが出来るようだった。
そしてインストール開始。

約40分後、WindowsXP HomeEditionは無事パソコンにインストールできたのである。
この後ここからメールやアドレス帳、ブックマークや各種データを抜き出していったのだが、この方法については、次回具体的に紹介していきたいと思う。
(つづく)
posted by ぜごん at 12:32| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

文系人間のWindowsXPデータ救出作戦!(5)

気を取り直して、また新しいパソコンで調べてみた。
もう一つ「回復コンソール」という方法があるらしい。

「回復コンソール」というのは、SafeMode等でもパソコンが起動できない場合に、起動環境を復元したり、データの救出などが行える、という、XPからついた機能である。

通常は起動ディスクから回復コンソールへと進めるようだったが、もはや起動ディスクは使えない。

読み進めていくと、WindowsXPのインストール用CDからも回復コンソールを実行できることが分かった。

このパソコンはプリインストールマシンだったので、CDはついていなかったが、幸い家にほかのパソコンのCDがあった。
もともとこのパソコンには「XP Professional」が入っていたが、このCDは「Home Edition」だったので、入るかどうか不安だったが、ダメもとでやってみた。

これをセットするとWindowsXPのセットアップ画面が現れる。

ここで「Enter」を押すとセットアップが始まるのだが、ここでは修復の「R」キーを押す。すると「回復コンソール」画面が現れた。

回復コンソールを実行するには、Administratorのパスワードが必要との表示が出た。
しかし使い始めた頃のパスワードなど覚えていない。
僕は普段パソコンなどで使っているありったけのパスワードを入れてみたが、どれも当てはまらなかった。

もう一度調べてみると、プリインストールマシンは何かの関係で通常のパスワードは使えないことがある、という事が書いてあった。これだったのか!


『回復コンソールへのログオン時、エラーメッセージ "パスワードは、有効ではありません" が表示される』
http://support.microsoft.com/default.aspx?kbid=308402


もはや万事休すか、と思った矢先、ふと検索した画面に意外なことが載っていた。
これがきっかけになって、事態は解決の方向に向かうのである。
(つづく)
posted by ぜごん at 18:46| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

文系人間のWindowsXPデータ救出作戦!(4)

思い返すと1年前。(手帳を見ると3月23日。)
長崎出張の日(トルコライスを食べた日)の朝である。

朝出かける前にパソコンを起動してみたが、WindowsXPの画面が出た後、画面が暗転、そのまま再起動を繰り返すようになってしまったのである。

この時は買ってきた大手家電量販店に修理を依頼したが、1週間くらいして電話がかかってきた。

「どうやらハードディスクが損傷していますね。ハードディスクを入れ替えますがよろしいですか?」とのこと。

僕はにわかに信じがたく、「いえ。じゃ修理はいいですからそのまま返して下さい。」と言った。

それからほどなくして手元にパソコンが戻ってきた。

その後はやはり同じように再起動を繰り返すばかりだった。
そのうち、多少財政的に厳しかったが新しいパソコンを購入し、前のパソコンは部屋の片隅の日の当たらないところにしまっておいた。

  ◇  ◇  ◇

ファイルを展開すると、フロッピーディスクを入れるよう要求してきた。
必要な枚数は全部で6枚。
すべてのフロッピーにコピーを済ませたあと、故障したパソコンにフロッピーをセットした。そして起動。

上に「WindowsSetup」の文字が出て、下に進行状況が出てくる。
1枚目の処理が終わると2枚目のフロッピーを入れるよう指示が出た。
こんな感じで、6枚目まで次々と入れていった。
最後に何か出てくるか!と思ったその時、パソコンの画面に現れたのは、

desktop.jpg

こんな画面。何かよくわからないが、「パソコンがダメージのため起動が妨げられた。」とか「ウィルスチェックやチェックディスクを実行して下さい。」といった感じのことのようである。

やっぱりハードが損傷しているのか!(つづく)

(参考サイト)
『Windows XP を起動するとき、黒い起動画面が短時間表示され、コンピュータが再起動を繰り返す』
http://support.microsoft.com/kb/314466/ja
posted by ぜごん at 12:47| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

文系人間のWindowsXPデータ救出作戦!(3)

金曜日。
もはや腹は決まっていた。
朝一でこのパソコンを買った事務用品店に電話をかけた。

9時半ぐらいにここの従業員さんが来た。
若い方だが知識に長けていて、的確な返答をくれる、頼りになる方である。(ここらが大手量販店と違う。)

こちらが状況などを説明すると、カバンの中からフロッピーを取りだした。
どうやらWindowsXPの起動ディスクらしい。

これをセットして、何やらコマンドを打ち込んでいる。
名前だけは知っているが「チェックディスク」のようだった。これで出てきた結果を見て対処の方法を考えよう、ということのようだ。

フロッピーはパソコンの中身をチェックし始めた。
15分ぐらい経って、従業員さんは「(容量が多くて)時間がかかりますので、一旦帰ります。終了したら連絡下さい。」と言った。

昼前にすべてのチェックが完了して止まった。
黒い画面には何個か「修復しました。」の文字が並んでいた。

昼過ぎにもう一回来てもらい、再起動してみると、何事もなかったかのようにおパソコンは復旧していた。(多少動作が重いな、という感じがあったが。)

チェックディスクで起動に必要な情報が修復されたようだった。
そして午後からの仕事は何事もなく行えた。(どこかに今回のトラブルの原因はあるようなので引き続き調べてみないと分からない。しかしひとまず解決。)

ここでちょっと気になったことがある。
以前起動できなくなった自宅のパソコンである。
これもひょっとすると「起動ディスク」で解決できるんではないか?
そう思って家に帰るなり新しいパソコンを使ってマイクロソフトのサイトからWindowsXP用の起動ディスクをダウンロードしてみたのである。
ファイルは4.3MBくらいあった。(つづく)

(参考サイト)
WindowsXP起動ディスクの作り方
http://mbsupport.dip.jp/sdisk_2.htm
posted by ぜごん at 12:47| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月27日

文系人間のWindowsXPデータ救出作戦!(2)

明けて木曜日。

僕は秘密兵器?を用意していた。
以前ここでも紹介した「すごいケーブル」である。

とりあえず修理に出すにしても、中のデータを抜いておかなければこれからの仕事に差し支えると思ったのだ。(万が一ハードディスクの交換なんてことになるとデータ自身が消えてしまう、といった事態も起こりうる。)

職場のもう一台のパソコンを起動、「すごいケーブル」のドライバをインストールして、故障したパソコンを起動してつないだ。

しかし反応はなかった。
どうやらこのケーブルは双方のパソコンが完全に立ち上がった状態でないと機能しないらしい。

日中は何とかフロッピーに残ったファイルなどで仕事を続けた。
(年度末でパソコン相手に格闘している時間はなかった。)
その合間、昼休憩や定時の後などもあれこれ粘ってみた。

「バッテリーリフレッシュを行う。」
「本体が帯電している場合があるので、一度バッテリーを抜いてみる。」
こんなこともやってみたが全く変化はない。

いろいろ調べてみると、「CMOSクリアー」「マザーボード交換」などといった方法も書いてあるが、何のことだか全然分からないし、変にいじると修理に出せなくなるといけないので、そこまではしなかった。

事態は好転しないまま、またデータも抜き取れないまま、その日は終わってしまった。
(つづく)

(参考サイト)
「ウィンドウズが起動しません!」
http://aopen.jp/tech/faq/mb/boot.html
posted by ぜごん at 12:39| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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